㈱五和産業

　本工事は、過去の道路防災点検において、落石及び崩壊の恐れがあり対策が必要とされる箇所でした。
　工事内容としては、国道への落石がないよう仮設防護柵を設置し、支障木を伐採し人力にて法面整形を行い、吹付枠工をする工事でした。
　現場条件としては、法長が45ｍと長大法面であり、多くの転石が確認されました。
　施工に関しては、仮設防護柵の土留板を木製から鋼製矢板へ変更して補強した後、国道を供用しながらの施工でした。
　伐採後、除根が必要となり、RCM掘削機で除根と法面整形を行いました。長大法面現場であり、フルハーネス型墜落制止用器具の完全着用と、ライフラインの2点取りを徹底させることで、無災害で完工できたことは監督員、協力会社の皆様等工事に携わって頂いた方々の御協力があったからだと感じ、心より感謝を申しあげます。