「のり面ロープ高所作業特別教育」
「フルハーネス型安全帯使用作業特別教育」の開催
令和4年9月5日・9月6日
労働安全衛生規則の法令改正に伴い、受講が義務化された特別教育について、令和4年9月5日に「のり面ロープ高所作業」6日に「フルハーネス型安全帯使用作業」の特別教育をホテル熊本テルサで開催しました。両日で約80名の参加がありました。
岸田安全委員長から「講習は、皆様の会社・命・家族を守るために大切なものとなる最後までしっかり受講し、今後に役立ててもらいたい」と挨拶がありました。
講師に桑原労働安全コンサルタントの桑原所長を招き、5日がロープ高所作業に関する知識・メインロープ等に関する知識・労働災害防止に関する知識・法令関係について、6日が作業に関する知識・墜落制止用器具に関する知識・労働災害の防止に関する知識・法令などの学科教育に加え、墜落制止用器具の着装、使用方法等の実技教育を実施しました。
現場安全パトロールの実施
令和4年10月~12月
当協会として事故防止への意識向上を図るため、10月下旬から12月にかけて、県内6地区において現場の安全パトロールを実施しました。
12月1日に大津町外牧で施工中の法面工事現場でのパトロールでは、熊本市・阿蘇・菊池地区の協会員13名が参加しました。まず、現場代理人の方から、資料や写真を使って工事概要・進捗状況等の説明を受けた後、安全管理チェックリストを用い、安全設備の設置状況や現場条件等に応じた安全対策の点検・確認を行いました。
今後も協会員として一件の事故も起こさないという心構えをしっかりと共有し、安全対策の徹底についてよろしくお願いします。
安全管理研修会の開催
令和4年12月6日
現場の安全管理の徹底を図るため、安全管理研修会をホテル熊本テルサにて開催しました。会員企業から安全管理担当者、現場責任者など52名が受講しました。
冒頭、岸田安全委員長から「安全管理は会社の上司から言われてしているとか、ただなんとなくやっているとか、面倒だからやりたくないなと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、なぜそのような安全管理をするのか、その意味を本日の研修で学んでください。」とのあいさつの後、開催しました。
第一部では、熊本労働基準監督署安全衛生課の近藤邦博様、星川知子様から建設業における労働災害の現状と対策について、また働き方改革についてお話がありました。主に全国の労働災害発生状況や、近年の安全に関する法改正について説明がありました。
第二部では、熊本県土木部土木技術管理課参事の大田真美様より建設工事事故の状況及び防止対策についてお話がありました。特に作業従事者の事故を予防することはもちろんのこと、第三者に対する安全対策の徹底と高所からの転落、落下災害を減らす対策を取るようにお願いがありました。
第三部では桑原労働安全コンサルタント事務所所長の桑原照男様より法面保護(防災)工事における労働安全についてお話がありました。法面の安全対策について昨年同様、専門的な説明をしていただきました。
講師の先生方には大変お忙しい中、貴重なお話をいただき、無事故への意識を高める大変有意義な研修となりました。