ロープ高所作業特別教育の実施
令和5年6月15日・16日
今年度から、特別教育については、学科に加え実技も受講可能な労働局登録教習機関であるコベルコ教習所熊本教習センターで実施することとしました。
ロープ高所作業特別教育については、令和5年6月15日、16日の2日間で合計34名が受講しました。
コベルコ教習所熊本教習センターの講師から、ロープ高所作業に関する知識、メインロープに関する知識、労働災害の防止に関する知識などの座学の後、フルハーネス型墜落制止装置を装着して階段を降下する実技が実施されました。
フルハーネス型墜落制止装置使用作業特別教育の実施
令和5年9月28日・29日
フルハーネス型墜落制止装置使用作業特別教育については、令和5年9月28日、29日の2日間、コベルコ教習所熊本教習センターにおいて実施し、合計41名が受講しました。
コベルコ教習所熊本教習センターの講師から、作業に関する知識、墜落制止器具に関する知識などの座学の後、実技としてフルハーネス型墜落制止装置の装着や落下して吊るされたときの体験が行われました。
現場安全パトロールの実施
令和5年11月~12月
当協会として、事故防止への意識向上を図るため、令和5年11月から12月にかけて、県内5地区において順次、現場の安全パトロールを実施しました。
事前の安全委員会において見直し充実を図った安全管理チェックリストを用い、安全設備の設置状況や現場条件等に応じた安全対策の点検・確認を行いました。
協会として一件の事故も起こさないという心構えをしっかりと共有し、安全対策の徹底を誓う格好の場となりました。
安全管理研修会の開催
令和5年12月6日
令和5年12月6日、安全管理研修会をホテル熊本テルサにおいて開催し、会員企業から安全管理担当者や現場責任者等60名が受講しました。
今回の研修は、次のとおり3部構成として開催しました。
第1部は、熊本労働基準監督署安全衛生課から、堀田 晋司様から、「労働災害の現状等について」と題し、近年の労働災害の発生状況や災害事例を詳しく解説いただき、続けて 木山 靖大様から、令和6年4月の働き方改革関連法の建設業への適用を前に、時間外労働の上限規制について解説いただきました。
第2部は、熊本県土木部土木技術管理課主任主事 青木 弘様から「建設工事事故の状況及び防止対策について」と題し、土木工事における建設事故件数の推移やその発生事例について、再発防止策を交えて詳しくご指導をいただきました。
第3部は、一般社団法人日本労働安全コンサルタント会熊本支部 副支部長の熊迫 聡一様から、安全対策の情報、労働安全法の歴史と現状、事故発生の処理、労働災害の発生原因と対策及び労働者の健康管理について、実践事例を交えて詳しくご指導いただきました。
四人の講師の方には、大変お忙しい中に講師を務めていただきました。
建設工事において、特に本県では事故が多発傾向で推移し、事故防止対策の更なる徹底が求められる中で、無事故への意識を高める大変有意義な研修となりました。