総務委員会活動報告
委員長 佐 藤 一 夫

熊本県への要望活動を実施
令和3年7月2日

 令和3年7月2日、顧問の馬場参議院議員、松村会長ほか8名の理事により、熊本県農林水産部及び土木部に要望書の提出並びに陳情を行いました。
 冒頭、松村会長から、昨年度の要望活動は、新型コロナ感染症防止対策により自粛することになりましたが、今年はこのような要望する機会を作っていただき心から感謝するとの挨拶がありました。また、今後本格化する災害復旧事業も協会として、精一杯努力していく旨の強い気持ちを述べられました。
 併せて、当協会顧問の馬場参議院議員からも協会の要望に沿う助言等をいただきました。
要望事項は下記のとおりです。
1.「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」の着実な推進及び令和2年7月豪雨災害からの早期復旧・復興に向け、当協会が培った防災に関する高度な専門技術と知識の活用をお願いします。
2.落石、土砂崩壊等の恐れのある危険箇所解消のため、国土強靭化緊急対策をはじめとする予算の拡大をお願いします。
3.法面保護工事の指名競争入札においては、高度な専門技術を有した当協会員への発注をお願いします。
4.一般競争入札の参加資格の見直し及び総合評価方式入札における専門的技術や知 識を十分に考慮した評価項目の設定をお願いします。
5.担い手の確保・育成が喫緊の課題となっております。働き方改革の取組推進に向 けて、第3次熊本県建設産業振興プランに沿った支援をお願いします。

経営者・代表者研修会の開催(厚生委員会合同開催)
令和3年11月22日

 経営者・代表者を対象にホテル熊本テルサにおいて、2部構成による研修会を開催し、36名が参加しました。
 冒頭、松村会長から「岸田内閣が発足し、日本経済の再生に向けた大型経済対策がまとめられ、建設関連の予算の積み増しが期待されるところです。また、コロナ対策を徹底 するとともに、建設工事の事故防止に努め てほしい。」とのあいさつのあと、第1部は、 熊本県土木部土木技術管理課審議員 澤田 誠一様を講師にお招きし、11月から施行さ れている復旧・復興建設工事共同体のJV 構成員など、4項目の議題について詳しく ご指導いただきました。
 第2部は、熊本働き方改革推進支援セン ター長 児玉昭和様を講師にお招きし、「働 き方改革について」と題し、建設事業に関係 する労働基準法の労働時間等に関する基本 的な規定、働き方改革関連法案の概要、各種助成金等について詳しくご説明をいただ きました。
 また、協会員からの働き方改革に対する 質問に対するご回答をいただきました。

CPDS学習プログラム認定研修の実施

 昨年は、6月にフルハーネス型安全帯使用 作業特別教育、11月に安全管理研修会を開 催し、9ユニットの認定研修を行いました。
 なお、例年開催してきた技術研修会(のり 面施工技術研修会及びグラウンドアンカー 技術講習会)はコロナ禍により中止いたし ました。