㈱ニシスイ

　本工事は、国道219号の豪雨災害の現場で道路改良を目的とした工事でした。
　工事内容としては、仮設防護柵を設置し、片側交互通行にて道路拡張のため、伐採・法面掘削・現場吹付法枠工・アンカー工を施工し、地すべりを防止しました。
　現場の状況として、仮設防護柵と法面とが近接した状況であり、重機足場が確保できないことから、盛土を行い、重機足場を確保し、小型機械での掘削作業を行いました。
　安全対策として、隣接工事が多々あり、交通量（工事関係車両）が多いことから、月1回の安全衛生協議会へ参加することで隣接工事との調整を図りました。
　また、起点・終点以外に現場内に交通誘導員を1名配置し、工事関係車両・ダンプトラック等の出入りの際は誘導を行うことで交通事故防止に努めました。
　危険な現場でありながら、墜落制止用器具の着使用の徹底、2丁掛け（ライフライン）を徹底させることで無災害に繋がり本工事を無事に完了できたことは、監督員、協力会社の皆様等工事に携わっていただいた方々のご協力があったからだと思い、心から感謝申し上げます。