活動報告

安全管理研修会の開催

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 令和6年12月5日、安全管理研修会をグランメッセ熊本において開催し、会員企業から安全管理担当者や現場責任者等59名が受講しました。
 今回の研修は、次のとおり3部構成として開催しました。
 第1部は、熊本労働基準監督署安全衛生課課長の植村敏聡様から、「労働災害防止と法改正について」と題し、近年の労働災害防止を目的とした法改正の状況について詳しく解説いただき、続けて第四方面労働基準監督官の瀧﨑大志様から、令和6年4月から働き方改革関連法が建設業へも適用されたことを受け、時間外労働の上限規制や支援施策について解説いただきました。
 第2部は、熊本県土木部土木技術管理課主任技師の青木弘様から「建設工事事故の状況及び防止対策について」と題し、土木工事における建設事故件数の推移やその発生事例について、再発防止策を交えて詳しく解説、指導いただきました。
 第3部は、窪川(技術士・労働安全コンサルタント)事務所所長の窪川正文様から、法面保護工事の施工に必須となる斜面点検の安全教育について、実践事例を交えて詳しく講義いただきました。
 建設工事において、特に本県では事故が多発傾向で推移している中で、事故防止対策の更なる徹底を図り無事故への意識を高めることのできた大変有意義な研修となりました。

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