厚生委員会活動報告
委員長 森 山 澄 江

研修旅行の実施
令和6年11月28日~30日

 令和6年11月28日から31日にかけて、17名の会員が参加し東京研修旅行を実施しましたので報告いたします。
 今回の研修は、「普通の観光旅行では行かないところ」を意識してスケジュールを組み、1日目は羽田到着後、昼食をとり迎賓館赤坂離宮を見学しました。
 迎賓館赤坂離宮は、明治42年に東宮御所として建設された日本では唯一のネオバロック様式による宮殿建築物で、その当時の日本の建築、美術、工芸などの総力を結集した建築物で、第二次世界大戦のあと、外国からの賓客を迎えることが多くなったため、大規模な改修を施し国の迎賓施設へと姿を変えた建物です。

 大理石や金箔をふんだんに使用した内部は日本にいることを忘れるような空間で、大きなシャンデリアや装飾の数々は、日本にいらっしゃる賓客をもてなす最高ランクの格式の高さを感じる素晴らしい建物でした。
 2日目は横浜へ向かい、まず国指定名勝である三渓園を視察。元々は生糸貿易で財を成した実業家の私有地厚生委員会活動報告だったところを所有者の思いにより明治39年から一般公開されている庭です。園内にある17の古建築のうち10棟が重要文化財、3棟が横浜市指定有形文化財に指定されており、古建築と周囲の自然環境が一体となった庭園は空間全体が文化財のようで素晴らしい庭園でした。
 庭園散策の後、横浜中華街にある重慶飯店にて飲茶の昼食をとり帰京、夕食はウルフギャングステーキハウスにてステーキを堪能しました。
 最終日は、羽田空港制限エリア内を巡る特別バスツアーで空港内部を視察。普段立ち入ることのできないエリアに入れる特別な体験ができ、非常にワクワクしました。二重ゲートや参加者全員の硝煙反応チェック、撮影禁止区域など、空港の高い危機管理能力を垣間見る事ができ大変興味深かったです。
 また、大谷翔平がラッピングされた機体や7000個に1個しかない「幸せの黄色いコンテナ」、引退間近の巨大ジャンボジェットなど、珍しい光景を目の当たりにする事ができ、とても幸運でした。さらに案内をしてくれたガイドさんの丁寧でサービス精神あふれる説明のおかげで、終始楽しく充実した視察を行う事ができました。
 羽田空港見学の後、空港内で昼食をとり帰路につきました。