グリーン工業㈱

　平成28年に発生した熊本地震により法面上部に点在する転石に緩みが確認でき、それに対して落石を予防する事が本工事の目的でした。下部の道路は県道相良人吉線は令和２年７月豪雨災害で道路が流され、仮設道路であり、地元の需要な生活道であること施工時の安全確保は重要な安全管理であった。作業時は、アンカー削孔時など落石が予想されたので、下部に仮設防護柵を設置し、日々の始業開始前点検を入念に実施し地山や浮石把握を行い、施工の段階で浮石を発見時は、安定した所に移動し、固定し、施工時の落石対策に努めた。また地元の安全確保の対策として、工事着手前には地元の方々に工事の作業内容・工法の説明・工事工程など工事の周知徹底し、施工時は上部見張り・下部見張り人・作業員各に無線機を常備し連絡を取りながら作業を行った。工事の進捗状況や毎週の作業予定など見やすい所に掲示し、チラシの配布を行いコミュニケーションを図った。結果、災害もなく無事故で完工することができました。最後に、本工事を無事に完工できたのは当工事に関わっていただいた発注者の方をはじめ、協力業者の皆様のご理解とご協力あってのことと存じ上げます。皆様に感謝申しあげます。