㈲正木工業

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球磨管内災害関連緊急治山事業第1号工事 他合併
着 工 前
㈲正木工業
竣  工
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発 注 者

県南広域本部 球磨地域振興局 農林部 森林保全課

工事場所

球磨郡球磨村大字一勝地丁字八重尾谷地内

工事概要

山腹工…………………… 0.2ha
土留工…………… 9m(25.8㎥)
モルタル水路工 ……… 146.4m
法枠工………………… 499.4㎡
実播工…………………1727.3㎡
法切工…………………… 133㎥

工 期

2023年05月22日~ 2024年03月22日

 本工事は、球磨郡球磨村一勝地において令和4年7月の集中豪雨で被災した県道一勝地神瀬線沿いの、のり面の再生を目的とした治山工事でした。 当現場では、法面の中央部にモルタル水路工、その周囲に植生基材吹付工を行い、法面下部には土留擁壁工を3基施工する計画でした。
 施工を行うにあたり、騒音対策と湧水処理を最重要課題としてあげ、主任技術者と調査計画立案及び施工方法の検討・計画を行いました。
 まず、本工事の施工条件として騒音対策についての指示があり、吹付機内のエアーを抜く際に発生する騒音を防止するよう指示がありました。また、現場では吹付機以外でも重機などから騒音が発生するため、その対策については十分な検討が必要となりました。
 対策としてまず、低騒音型の機械を導入し、騒音防止に配慮した施工方法について検討しました。また、現場に隣接した道路沿いに防音シート(約40m×2列)を設置し、各作業箇所にも防音シートを設けました。
 さらに、騒音計を設置し、騒音の管理を徹底したことで、騒音被害を一切出すことなく工事を終えることができました。
 次に、湧水処理について現場を確認したところ、設計された湧水量を超える量の湧水があったことから、湧水量の増加にも対応できるよう、湧水マットと水抜きパイプを併用した地下排水工を提案して変更しました。結果、湧水を適切にモルタル水路へと導水し、大雨などで湧水量が増加した後でも溢水することなく排水することができました。
 評価できる点は、施工条件が制約されてる中で発注者と密に打合せを行い、対策をスムーズに行うことができたことです。結果、計画した工程内で工事を終えることができました。今回の経験を生かし、さらに品質の向上が図れるように取り組んでいきたいと思います。
 最後に、今後は工事を完成させるだけでなく、建設業界のイメージアップに注力し、建設業界の若者不足問題に少しでも貢献していきたいと思います。工事に携わったすべての方々に改めて感謝申し上げます。