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概要

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－6－ 年頭のご挨拶　　　　顧　問自由民主党副幹事長　　　　参議院議員　馬　場　成　志　あけましておめでとうございます。　平成31年の新春を寿ぎ、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。　熊本県法面保護協会会員の皆様には、法面保護工事をはじめとする熊本県土木行政ならびに社会資本整備・維持に対して、多大なるご貢献を賜っております。あらためて深く敬意を表し、感謝を申し上げる次第でございます。　平成28年の熊本地震で被災した道路や法面、橋梁、河川などの早期復旧は被災者の生活再建、産業や観光の再生に不可欠であり、協会会員の皆様には災害復旧にかかる様々な災害対策の法面工事にも積極的に取り組んでいただきました。ご尽力のおかげで復旧復興は着実に進んでおり、誠に感謝の念に堪えません。　さて、昨年も全国各地で大規模な災害が多発し、甚大な被害を及ぼしました。６月に大阪府北部地震が発生、「災害的な暑さ」となった７月の猛暑の狭間で、西日本を中心に集中豪雨災害が発生しました。200名を超える死者に加えて、現在でも８名の方の行方がわからないままです。そして９月には北海道胆振東部地震が発生。熊本地震以来の震度７が観測された大規模災害で、ほぼ全域約295万戸で停電しました。災害により亡くなられた方々の無念さと、最愛の方を失われたご遺族の深い悲しみを思うと、誠に痛恨の極みであり、ただただご冥福をお祈りするばかりです。　災害を風化させることなく、被災者に寄り添い、復旧・復興をできるだけ早く成し遂げることが、我々に与えられた使命であり、自由民主党が長く訴えてきた国土強靭化に向けた取り組みを全力で推進してまいりますことをお誓いいたします。　多発する災害発生に伴い、熊本県は平成27年に「建設産業における人材確保・育成の在り方」を取りまとめ、建設産業のイメージアップ戦略をはじめとして、若年者の資格取得等の支援、若年者を雇用する企業への助成、女性の建設産業入職支援など多岐にわたる取り組みに力を入れていただいています。引き続き教育機関等と連携しながら、「復興を担う業界」としての魅力発信を積極的に行ない、人材確保等をさらに進めるとともに、懸念されている技術の継承や、品質の確保にも繋げていただきたいと願うところでございます。