ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

190207105_norimen_39

-36-を認識させられました。ウラジオストク市内では法面自体があまり見かけられませんでしたが、低い法面はほとんどが無処理の状態でした。 鷹巣展望台は、金角湾から黄金橋を一望できる最高のポイントで、土・日曜日には結婚式が終わったカップルが柵に錠前を掛けて永遠を誓う場所だそうですが、道路、フェンスは壊れたままで全く整備されていませんでした(笑)。 3日目には、シベリア鉄道に体験乗車。車窓から海を眺望しながらの6駅区間の乗車でしたが、利用客が多かったのに驚きました。シベリア鉄道は、モスクワからウラジオストク間の9,289kmを約7日間かけて走破する世界一長い鉄道だそうです。昼食後は、ニコライ凱旋門を見学。ウラジオストク創設者のニコライ2世の記念碑があるところで皆で記念撮影を行いました。ちなみに、ウラジオストクとはロシア語で「東を征服せよ」という意味だそうです。 その後、中央広場前の戦没者を追悼する施設内に展示してある潜水艦を見学。第二次世界大戦時に使用されていたままの状態で展示されており、内部にも入れて潜望鏡、魚雷発射管を覗いたりすることが出来ました。 ウラジオストクでは、2012年のロシアAPEC開催に伴い、道路や橋が建設された際、日本のIHI(旧石川島播磨重工業)が施工に協力をされたとのこと。改めて日本企業の技術力の高さを感じ、誇らしく思えました。 今回の研修においては、参加した会員相互の親睦も深まり、協会運営に関しても非常に有意義な時間を設けられたことと思います。 会員の皆様のご協力を得て、ますます当協会が発展していくことを、ご祈念申し上げます。 平成29年10月28日から10月31日にかけて、ウラジオストク研修旅行を行い、会員企業から13名の参加がありました。 以下、参加された白丸工業㈱の尾方 光成さんに研修旅行の概要をまとめてもらいました。― ○ ― 今年も法面協会の円滑な運営を図る為、厚生行事の一環として10月28日から10月31日までの3泊4日の研修旅行を行いましたのでここにご報告いたします。 初日は、熊本空港~成田空港、成田空港から約2時間かけてウラジオストク空港に到着。東京との時差は+1時間。空港からバスで移動し、ウラジオストク市内の機内(古い飛行機を改造した)レストランにて夕食をとりました。 2日目には、黄金橋を渡り対岸のルースキー島を見学。ロシア極東地域の最果ての地ルースキー島とウラジオストクを結ぶルースキー島連絡橋は、世界最長の斜張橋として有名だそうです。ルースキー島はもともと日露戦争の要塞で、今でも島には海軍基地があるそうです。 その後、要塞博物館を見学。もともと要塞だった所がそのまま博物館として利用されています。館内には要塞にまつわる古い写真、武器等が展示され、敷地内には砲台も展示してあり、その面積は1ヘクタール以上だそうです。 昼食後は、ケーブルカーに乗車し鷹巣展望台に向かいました。ケーブルカーを降り徒歩で向かう途中、道路沿いの法面がロープ掛け工に似た工法で施工してあり、外国と言えども法面工事は世界共通であること委員長 江 川 信 二厚生委員会活動報告