ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

161228101_norimen_no38

-41- 第2部は、熊本県農林水産部森林保全課長 長谷川 誠様に治山事業と安全管理について 第3部は、熊本大学名誉教授北園 芳人様に熊本地震による地盤災害の状況について 3人の講師の先生には、大変お忙しい中、熊本地震とその後の豪雨災害による地盤変化や、法面工事施工にあたっての安全管理対策等について貴重なお話をいただき、会員にとっても危険予知に対する知識を深め、事故防止を再確認する大変有意義な研修となりました。●現場安全パトロールの実施 震災からの復旧工事が多く見込まれる時期を前に事故が発生したことから、年末から現場の安全パトロールを実施しました。年度末にかけて順次、各地区で実施の予定です。 今後、震災の関係で仕事量も増えると思いますが、協会員として一件の事故も発生しない様、安全対策の実施についてよろしくお願いします。●のり面ロープ高所作業特別教育(学科教育)の実施 労働安全衛生規則の改正に伴い、ロープ高所作業についての特別教育が新たに義務付けられました。(平成28年7月1日施行) これを受け安全委員会として、4月13日、ホテル熊本テルサで、ロープ高所作業特別教育(学科教育)を行いました。講師として日特建設㈱九州支店 横田部長(インストラクター)をお招きし、会員企業から283名が受講しました。 この特別教育は、2m以上の高所においてロープ作業を行う場合に必要とされるものであり、実技教育については、各社にお願いして実施することといたしました。●安全管理研修会の開催 例年、安全管理研修会と現場パトロールを同日に開催してきましたが、今年度は、会員企業の施工現場条件等から安全管理研修会のみを先行して開催しました。10月19日、阿蘇熊本空港ホテル エミナースにおいて、会員企業から安全管理担当者や現場責任者等60名が参加し、熱心に受講しました。 今回の講習は、下記のとおり3部構成として開催しました。 第1部は、熊本労働基準監督署  安全衛生課長 土山 洋之様に熊本地震に伴う法面工事現場の安全管理対策について委員長 藤 井 貞 治安全委員会活動報告