ブックタイトル161228101_norimen_no38
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-28-12 優良工事現場紹介 ㈱ツチヤ工業 本工事は、阿蘇市一の宮町坂梨の観光名所である古閑の滝に通じる遊歩道沿いの治山施設の災害復旧工事でありました。 まず、着工前の現場状況を確認したところ、かなり厳しい施工条件であり難易度の高い現場だなと頭を抱えました。施工個所上部は絶壁の山、下部は遊歩道であり施工資機材全てを山頂(牧野内工事用道路)からケーブルクレーンにて運搬しなければなりませんでした。 ケーブルクレーン操作室から施工個所は目視することができず、無線だけが頼りであり、合図方法を確実にして安全作業に徹しました。 施工は、まず既設の法枠を高所法面掘削機により取り壊し整形、この際に法面上部からの落石等に対して十分な安全対策を行い作業を行いました。それから、取り壊した殻を収集運搬した後に土留工を施工。 土留工のコンクリート打設はケーブルクレーンを使用しての作業であり、様々な工夫をしながらもかなりの時間を要し大変苦労しました。 法枠工の吹付はプラントヤードから施工個所までの距離が遠く従来型吹付工では困難であった為、延長約450m・高低差約100mを長距離圧送吹付(ファーストクリート工法)により施工しました。吹付の配管途中をJR線路沿い及び、遊歩道沿いに配置せざるを得ず第三者に対しても十分な安全対策が必要不可欠であり、日々の各種点検の徹底及び、施工全般において細心の注意を払い安全確保に努めました。 今回の現場におきましては厳しい条件の中、作業中の安全性に自分自身が色々と心配・緊張する所が多い中で、多数の方々のご協力のおかげで無事に工事を完成することが出来ました。達成感ややりがいを強く感じた現場でした。 本当に皆様には心より感謝申し上げます。現場代理人清野 浩一発 注 者県北広域本部 阿蘇地域振興局 農林部 林務課工事場所阿蘇市一の宮町坂梨字神上A他地内阿蘇管内過年林地荒廃防止施設災害復旧事業第36号工事 他合併神上A工区 山腹工土留工(コンクリート)・法枠工・水路工(植生土のう)・水路工(モルタル)・木柵工・伏工・コンクリート取り壊し・ケーブルクレーン撤去神上B工区 山腹工 土留工(コンクリート)工事概要工 期平成26年10月 1日~平成27年 9月25日着工前竣 工