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概要

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⑥終点側被災直後の県道。多量の崩土(巨礫)で完全に閉塞。①②③④④アンカー付法枠工排土工+補強鉄筋付法枠工崩土撤去・整形+法枠工著しく緩んだ尾根不安定な岩盤多量の崩土・巨石堆積植生基材吹付工その他法面(2)復旧工法の検討崩壊箇所内に残存する不安定岩塊や浮石を対象として、恒久的な法面の安定を確保し、県道を早期復旧するための工法を検討しました。現地調査より法面の崩壊形態は、溶結凝灰岩中に発達する節理を弱面とした岩すべり、転倒崩壊、落石の複合形態と考えられました。このことから、施工中に再度被災する恐れがあるため、施工中の安全性を重視して工法を選定しています。また、本工区は国立公園内に位置していることから、周辺環境へも配慮しました。図-5 に復旧工法を示します。図-4 被害概要図-5 復旧概要-10-