ブックタイトル201608090758_norimen_no37
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吹付表面の補修を行う工法をSタイプとし、表面補修と吹付背面の空洞充填を行う工法をSGタイプとしています。 工法を選定したのちに、詳細設計を行います。4.老朽化モルタル・コンクリート吹付工の補修・補強工法「トーコンプラス工法」の概要 老朽化モルタル・コンクリート工の補修・補強工法であるトーコンプラス工法は、老朽化したモルタル・コンクリート法面をリニューアルし、延命化する技術です。トーコンプラス工法は、地すべりや表層崩壊の兆候がなく、モルタル・コンクリート吹付工で長年の間安定を保っていた既設法面に適用します。写真4.1 トーコンプラス工法 施工前写真4.2 トーコンプラス工法 施工後 トーコンプラス工法は、老朽化モルタル・コンクリート吹付をはつらずに、長さ0.5m ~ 1.0m程度の補強鉄筋等を打設し、その補強鉄筋等の頭部にフレームワッシャーを取り付け、既設吹付の上から繊維補強モルタルを吹付けることにより、地山と既設モルタルと新設モルタルとを効率的に一体化できることが特長です。図4.1 トーコンプラスSタイプ標準配置図図4.2 補強鉄筋詳細設置図図4.3 フレームワッシャー標準図5.老朽化モルタル・コンクリート吹付工の補修・補強工法「トーコンプラス工法」の施工方法1)準備工 工事施工に先立ち、現地を確認した上で作業計画等を計画立案し、必要なものを準備します。2)高水圧洗浄工 既設法面のコケ等の汚れを新規吹付モルタルと既-13-