三和・大政特定建設工事共同企業体

三和・大政特定建設工事共同企業体

阿蘇管内治山激甚災害対策特別緊急事業第6号工事
着 工 前
三和・大政特定建設工事共同企業体
竣  工
三和・大政特定建設工事共同企業体

発 注 者

熊本県 農林水産部 森林局 森林保全課

工事場所

阿蘇市狩尾字日下A地内

工事概要

治山土工……………………………………… 26,810㎥
山腹基礎工(土留工) ………………………… 1,307㎡
山腹基礎工(法面工) ………………………… 8,579㎡
山腹緑化工(実播工) ………………………… 4,880㎡

工 期

2018年11月16日~ 2020年10月30日

 本工事は、平成28年4月発生した熊本地震によって崩れ落 ちた山腹の治山法面工事を行うものでした。
 工事内容は、道路より230mの高さから崩れ落ちた斜面を 整形し緑化すること及び土留工(大型鋼製カゴ枠)を設け、斜面 の縦断勾配を緩やかにし、法面の安定性を確保する工事でした。
 施工計画段階で、法面最上部の崩土撤去と斜面の安定性を確 保しながら安全に施工を行う事ができるかが大きな課題となり ました。崩土撤去は、無人掘削機械(ロッククライマー工法) を採用し、作業員が掘削範囲内に立ち入ることもなく、高所の 掘削作業を行う事が出来たので、地山崩壊や落石による労働災 害を防ぐことが出来ました。また、法面の緑化としてタフグリー ン工法、岩部の落盤対策としてモルタル吹付工を行う際には、 法面の長さが145mと長距離であった為、中間及び下段に作 業通路を設け、法面作業内に安全に進入できる対策を行いまし た。また、法面作業時は、親綱の固定確認、ライフラインの使 用状況を点検し、転落防止対策を行うよう全作業員に周知徹底 を行いました。
 地域住民の方とのコミュニケーションツールとして毎月「工 事だより」を配布し、現場の進捗状況を共有しました。また、 春の季節には、タフグリーンシートを野焼きの炎から保護する 為、関係者で協議を重ね、輪地切という阿蘇特有の防火方法を 地域の方と一緒になって行い、施工した法面を無事に保護する こともできました。
 本工事を無事故・無災害で完成することができたのは、発注 者の皆様、協力会社の皆様、そして地域住民の皆様のご協力に よるものであると、心より感謝申し上げます。